富とその配分について

全員が安心して、安全に暮らせるだけの生産力を、人類は既に有しているように思える。

問題はお金の配分だ。例えば、最初にお金を払うだけで、その後の事業が生み出す利益の多くを得たり、金融商品の売り買いだけで、何の価値(人を喜ばすこと)も生み出さずにお金を生み出す行為は、今は合法だけれでも、後世では、資本家によって労働者を支配する仕組みと捉えられるようになるだろう。

お金が比較的多いところから比較的少ないところに流通させて、全員が安心して、安全に暮らせる仕組み。今は、その仕組みを税金(国家)が担っている。

しかし、そう遠くない将来に、助け合い経済が生まれ、資本主義に取って代わるように思う。つまり、人々が自由意志で、お金を再配分するやり方だ。

これは、人類が十分な生産力を生み出したことによって、可能になる。つまり、お金の相対価値が低くなることで可能になる。お金は重要であるが、あまりに沢山あっても仕方がないもの、例えば現代の水や穀物のようなものになるだろう。

その変遷の中で、人々は、お金よりも感情に価値を感じるようになり、お互いに助け合うやり方を学んでいくだろう。そうして、感情的価値を最大化することを目指す社会になるだろう。

過去に、肉体労働から知的労働に映ってきた働き方は、感動労働とでもいうものに変わるだろう。

そうなった時、競争はほとんど無くなり、その代わり、知的好奇心などによって動く人々の手によって、人類の生産性はさらに発展していくだろう。

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